「万代(ばんだい)」という女、
いつも横になっているが……。
なにか理由があるようです。
……ということで、こんにちは!
ヒロシさんです。
「ゆるゆる投資ログPlus」へようこそ。
今回は、手塚治虫の名作「どろろ」の原作紹介〜その5〜/あらすじと感想です。
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「どろろ」原作紹介〜その5〜万代の巻
<あらすじと感想>
以下、「どろろ」万代の巻のあらすじと感想です。
村人と万代と化け物
村人から報告を受け、
村に金が戻ったことを知る万代。
平静を装うものの、その眼は異様に光る。
百鬼丸は村人たちに金小僧のことを話す。
金小僧は金の精であり、
金を掘り出してくれと訴えていたという。
百鬼丸の気持ちは、
48の妖怪のひとつに出会えたことで高揚してくる。
村の成り立ち
村人が説明する。
先祖代々、苦労して荒れ地を開墾……。
ようやく田に水も引けた頃に、
化け物が村を荒らし、金を持っていってしまった。
万代がやってきて、村に寄付をしてくれた。
働いて働いて、ようやくもとに戻した村に、
また化け物がやってきて村じゅうの金が奪われた。
そこでまた、万代から金をもらったと云う。
「万代は食わせ者だ!化け物は今夜また村を襲う!」と百鬼丸。
男衆に武器を持たせる。
どろろには、井戸の小屋で化け物を見張るよう命じた。
一方の万代は不審な行動。
その体に布を巻き付ける。
村を警備している男衆。
見張りのものが音も立てずに死んだ……。
怪物が村に現れたのか!?
どろろは見張りの途中で、居眠りをしていた。
百鬼丸の呼びかけで目を覚ましたどろろは、万代の部屋に侵入。
枕の中に隠れた。
百鬼丸は義足の中に焼水(しょうすい/恐らく塩酸か硫酸)を仕込む。
化け物が一軒の家を襲った。
その家は皆殺しに……。
化け物の正体は?
警戒しながら化け物を追い、
竹やぶに入る百鬼丸と村人たち。
化け物の念力で飛ぶ竹やりに襲われる!
化け物現る!
百鬼丸は焼水と剣で攻撃!
化け物のしっぽは、布でぐるぐる巻きになっている。
その先端部分には、なんと万代の頭部が露出!?
団結した村人たちの竹槍攻撃で、
大ダメージを受けた化け物。
更に百鬼丸の焼水攻撃で、目を潰される!
化け物は万代の屋敷の方角へ逃げていった。
嵐になった。
雷鳴が響く!
屋敷に戻ったずぶ濡れの万代、
そのシルエットがくっきり。
怖気づくどろろ。
万代にしっぽがあるのを見て、がくがく震える。
どろろが万代と対峙した。
駆けつけた百鬼丸が、剣を抜いた!
続いた村人たちだが、恐れおののく……。
万代の額から角が2本生え、
女夜叉(にょやしゃ)の正体を現した!
いよいよ百鬼丸と万代の決着か!?
◆
ということで、いかがだったでしょうか?
万代のしっぽが化け物で、
化け物のしっぽが万代だったって!
あなたは、どう感じましたか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また〜。
◆どろろ 原作紹介
発端の巻 百鬼丸の巻 法師の巻 金小僧の巻 万代の巻 人面瘡の巻
無残帳の巻 妖刀の巻 ばんもんの巻 白面不動の巻 鯖目の巻 地獄変の巻
二ひきのサメの巻 しらぬいの巻 無常岬の巻 ミドロの巻 どんぶりばらの巻
四化入道の巻 ぬえの巻
どろろ 1〜3巻
著者:手塚治虫
発行者:秋田貞美
発行所:(株)秋田書店◆1巻
発端の巻
百鬼丸の巻
法師の巻
金小僧の巻
万代の巻
人面瘡の巻
無残帳の巻
妖刀の巻◆2巻
ばんもんの巻
白面不動の巻
鯖目の巻
地獄変の巻◆3巻
二ひきのサメの巻
しらぬいの巻
無常岬の巻
ミドロの巻
どんぶりばらの巻
四化入道の巻
ぬえの巻