マイマイオンバとの決着はどうなる?
そして、あの小僧妖怪は……?
……ということで、こんにちは!ヒロシさんです。
「ゆるゆる投資ログPlus」へようこそ。
今回は、手塚治虫の名作「どろろ」の原作紹介〜その12〜/あらすじと感想です。
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「どろろ」原作紹介〜その12〜地獄変の巻
<あらすじと感想>
以下、「どろろ」地獄変の巻のあらすじと感想です。
毒入り茶!?
森のなかで、妻を探す鯖目。
妻も子も無事だった。
妻から百鬼丸を殺す毒を授かった。
どろろは村の衆にこれまでの経緯を説明する。
鯖目の妻は妖怪マイマイオンバで、
尼寺に火をつけたのは鯖目だ。
鯖目を見つけた村の衆は、怒って襲いかかる!
「今はそれどころじゃない」と百鬼丸。
妖怪が侵入しないように、村人たちに見張りを要請する。
村外れの要所要所にて、見張る村の衆。
だが、尼寺の供養にやってきたと云う虚無僧たちを村に入れてしまった。
一方百鬼丸は鯖目からの毒入り茶を飲まされ苦しみ始める。
毒消しを飲んだものの動けなくなった。
小僧妖怪登場!
どろろは虚無僧に化けたマイマイオンバに捕まってしまった。
寺の焼け跡で、しばられるどろろ。
このままでは、子どものエサにされてしまう!
崩れる瓦礫。
あの小僧妖怪が現れた。
どろろのことを助けると云う。
その背中から、大勢の子どもたちが出現!
尼寺の子どもたちだった。
子どもたちはマイマイオンバの仲間を撃退した。
助けられたどろろは急いで村の衆に知らせに行く。
村人たちはマイマイオンバたちを底なし沼に追いつめた。
妖怪たちは沼に沈んでいった。
百鬼丸のことが気になるどろろだが、
百鬼丸は鯖目に襲われ大ピンチ!
かけつけたどろろは、
丸くぐにゃぐにゃしたものを続けざまに投げつけた!
鯖目は戦意喪失。
百鬼丸は言う。
そのぐにゃぐにゃしたものは、マイマイオンバのタマゴだ!
燃え上がるマイマイオンバ!
決着をつけるべく、沼で船に乗る百鬼丸。
湖面から飛び出すマイマイオンバが、その正体を現した。
鯖目からも愛想をつかされ、怒りに燃える。
蛾の本性で、松明(たいまつ)に引き寄せられるマイマイオンバ。
百鬼丸が斬る!
マイマイオンバが燃え上がった!
……百鬼丸が苦しみ始めた!
魔物を倒し、右足が戻ってきたのだ。
鯖目は頭を丸め出家する覚悟を決めた。
その目には、生気が戻っていた。
排他的な村人たち
村からは、お囃子の音が聞こえてくる。
平和なときが戻ったらしい。
どろろは要らなくなった百鬼丸の義足を埋めようとする。
そこに現れる村人たち。
一緒に戦ったはずの百鬼丸を化け物扱い!?
あまりにも薄情。
自分たちと違うものを受け入れられない。
最後は、いつも冷たい人々。
この村にいる理由はもうない。
出発するふたり。
◆
ということで、いかがだったでしょうか?
自分たちと違うものは受け入れられない排他的な村人たち。
人間とは、そういうものなのか?
またまたなんとも言えない疎外感を味わうふたりだった。
あなたは、どう思いましたか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また〜。
◆どろろ 原作紹介
発端の巻 百鬼丸の巻 法師の巻 金小僧の巻 万代の巻 人面瘡の巻
無残帳の巻 妖刀の巻 ばんもんの巻 白面不動の巻 鯖目の巻 地獄変の巻
二ひきのサメの巻 しらぬいの巻 無常岬の巻 ミドロの巻 どんぶりばらの巻
四化入道の巻 ぬえの巻
どろろ 1〜3巻
著者:手塚治虫
発行者:秋田貞美
発行所:(株)秋田書店◆1巻
発端の巻
百鬼丸の巻
法師の巻
金小僧の巻
万代の巻
人面瘡の巻
無残帳の巻
妖刀の巻◆2巻
ばんもんの巻
白面不動の巻
鯖目の巻
地獄変の巻◆3巻
二ひきのサメの巻
しらぬいの巻
無常岬の巻
ミドロの巻
どんぶりばらの巻
四化入道の巻
ぬえの巻