どろろ

どろろ 原作紹介 手塚治虫の名作!あらすじ感想!その10 白面不動の巻

どろろに近づく謎の女?

母親にうり二つ!?どういうこと?

 

……ということで、こんにちは!

ヒロシさんです。

「ゆるゆる投資ログPlus」へようこそ。

 

今回は、手塚治虫の名作「どろろ」の原作紹介〜その10〜/あらすじと感想です。

 

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「どろろ」原作紹介〜その10〜白面不動の巻
<あらすじと感想>

以下、「どろろ」白面不動の巻のあらすじと感想です。

 

ケンカ別れ?

実の弟である多宝丸を討ち、

考え込む百鬼丸……。

さらに景光が差し向けた刺客たちをも倒す。

 

気分が晴れない百鬼丸はどろろに八つ当たり

そのままケンカ別れ!?

 

一人泣くどろろに近づくなぞの女

 

を変え、どろろの母親そっくりに!

人間ではないのか!?

どろろは女について行く。

 

一方、実の弟を死なせ絶望した百鬼丸は、

自ら命を絶つ決意を固める。

そこに、現れたいつかのびわ法師

苦しんでいる百鬼丸に声をかけてくれた。

 

死霊のにおいを感じていた百鬼丸は、

どろろのことが心配になって走り出した。

 

白面(はくめん)不動

女はどろろを「みしらずの滝」に連れていった。

そこには不動明王が祀られていた。

滝に打たれている行者(ぎょうじゃ)がいる。

 

どろろにも行(ぎょう)を勧める女。

行者たちの水ごりの館に案内。

 

どろろは用意されたお粥の鍋を見て、

実の母のことを思い出す。

 

女はどろろをひざに抱え、

よからぬことを企むのだった。

 

のっぺらぼう

一人で目を覚ましたどろろは、女を探して外へ。

洞窟で、凍りついて死んでいる人間たちを見た。

その顔は、どれものっぺらぼうだった!

 

驚いて、走り出したどろろ。

 

見たことを女に話したが、

いっしょに行ってみると洞窟はすでに消えていた?

感づかれないように、女が埋めたのだった。

 

女は滝で倒れている行者を滝壺へ落とす。

すると、白面不動に顔が浮かび上がる!?

行者から顔を奪ったのか!?

 

白面不動は行者の顔が不満らしい。

女はこどもを連れてきたと云う。

 

どろろに焚き木を集めさせる女。

がけから落ちそうになるどろろを見て、

なぜか本気で心配してしまう!

自分の気持ちに焦りをおぼえる。

 

戻ってきたどろろに滝行を勧めるが……。

「おまえはおっかちゃんじゃない!」

ショックを受ける女。

 

顔がほしい……

顔がほしい……、と連呼する白面不動

 

無理やりどろろを滝に連れていく女だが、

土壇場でふみとどまる!

 

どろろを逃がす決意を固めるが、

死霊である自分は逃げられない。

滝の水に襲われて、二人は小屋から出られなくなった。

 

女の死霊を操り、

水ごりの行者たちから次々に顔を奪っていた白面不動。

更に追い打ちをかける滝の水!

 

女の顔が本来の死霊のものに戻った。

どろろに礼を言って、髪だけを残し果てていった……

 

白面不動 対 どろろと百鬼丸

白面不動に石を投げつけるどろろ。

怒る不動は、マムシの大群でどろろを追い詰める。

そこに到着した百鬼丸は、マムシを次々に斬っていく。

 

顔が溶け始めた不動は、今度は百鬼丸の顔を欲しがる。

不動の剣が百鬼丸を襲った!

どろろの投げたが剣に当たる!

 

そのスキに百鬼丸が斬りかかる!

不動のが落ちた!

その正体はカビの化け物だった!?

 

妖怪を倒した百鬼丸に、右の耳が返ってきた

 

背中の地図

一件落着して、

どろろを風呂に入れようとする百鬼丸。

 

嫌がっていたどろろだが、

その背中になにやら地図のようなものが。

 

母親が死ぬ前に残した、金の隠し場所の地図だった!

 

生きがい

法師は云う。

妖怪を倒してふつうの人間になったあとに「生きがい」が要る。

 

不幸な人たちのために使われるどろろの金

それを見つけてやるのがお前の役目

 

 

ということで、いかがだったでしょうか?

 

百鬼丸には生きがいが必要!?

48体の魔物を倒し、

ふつうの人間になるだけでは足りないってわけです。

ちょっと深いです。

 

あなたは、どう感じましたか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また〜。

 

◆どろろ 原作紹介

発端の巻 百鬼丸の巻 法師の巻 金小僧の巻 万代の巻 人面瘡の巻
無残帳の巻 妖刀の巻 ばんもんの巻 白面不動の巻 鯖目の巻 地獄変の巻
二ひきのサメの巻 しらぬいの巻 無常岬の巻 ミドロの巻 どんぶりばらの巻
四化入道の巻 ぬえの巻

 

どろろ 1〜3巻

著者:手塚治虫
発行者:秋田貞美
発行所:(株)秋田書店

◆1巻

発端の巻
百鬼丸の巻
法師の巻
金小僧の巻
万代の巻
人面瘡の巻
無残帳の巻
妖刀の巻

◆2巻

ばんもんの巻
白面不動の巻
鯖目の巻
地獄変の巻

◆3巻

二ひきのサメの巻
しらぬいの巻
無常岬の巻
ミドロの巻
どんぶりばらの巻
四化入道の巻
ぬえの巻

 

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