ウルトラQ 第25話より
催眠術のかけ過ぎ!?
小さな女の子の精神と肉体が分離!?
精神が肉体を殺そうとする!?
「ウルトラQ」全話の中でいちばん怖かった記憶が残っています(泣)。
……ということで、こんにちは!
ヒロシさんです。
「ゆるゆる投資ログPlus」へようこそ。
今回は空想特撮シリーズ「ウルトラQ」から、
第25話「悪魔ッ子」のあらすじと感想です。
ウルトラQ 第25話「悪魔ッ子」
〈あらすじと感想〉
ウルトラQ 第25話「悪魔ッ子」は、
1966年6月19日に放送されました。
脚本が北沢杏子氏(原案:熊谷健氏)、
特技監督が川上景司氏、監督が梶田興治氏です。
以下、あらすじと感想です。
深夜の道路にて……、
なにかを見た運転手がガードレールに突っ込み、そのまま転落!
東洋大魔術団の公演……。
ステージでは女の子が催眠術にかけられている。
その女の子の霊体(?)が、宙を歩く。
観客席からは大拍手!
1万人に一人の、特殊な人体電気を持つ人間。
催眠術にかかりやすい体質。
それが、この女の子リリー。
欲しいもののために、人を殺してしまうリリーの霊体(精神)?
眠るのにも催眠術が必要。
ある夜、笑い声とともにリリーの肉体から精神が分離する!?
線路を手をつないで歩くリリーの肉体と精神。
精神が肉体を殺そうとしている!?
列車が来るぎりぎりのタイミング、
一の谷博士による超音波ジアテルミーで、なんとか肉体と精神が合体!
リリーは助かった。
劇団のお別れ公演。
リリーが笑顔でお客にあいさつして、
物語は幕を閉じた。
石坂浩二氏のナレーション
- オープニング
みなさん、これは映画の撮影のために作られた事故ではありません。
われわれの日常生活の中で、今起こりつつあるバランスの崩れたある瞬間なのです。
これから30分、あなたの目はあなたの体を離れて、この不思議な時間の中へ入っていくのです
- エンディング
いったい、こどもが犯罪を犯すものでしょうか。
それも天使のように純真なこどもが。
しかし、こどもがその環境によって脳組織のバランスを破壊された時、
完全な犯罪者となりうるのです。
では、また来週まで
エンディングのナレーションは、
初回放送版と再放送版の2バージョンあるみたいです。
わたしは、この再放送版が強く印象に残っています。
完全な犯罪者となりうるのです……
精神と肉体が分離して、
その肉体を殺そうとする。
仲良く並んで、線路を歩く。
こどもが見るには怖すぎますた。
列車が警笛鳴らしてますよ、おい。
死んでしまう!
石坂浩二氏のナレーションも、ひじょうに怖い。
本エピソード自体が相当に怖い方なのに、
最後のナレーションがまた追い打ちをかけてきました。
「完全な犯罪者となりうるのです」のところで、
体中の毛穴がブワッと開いて、
背筋がゾゾーッとしたことが思い出されます。
小学3年か4年ごろのオレ、
夏休みの再放送で見たのだった。
あぁ、ほんとに怖かった。
◆
ということで、いかがだったでしょうか?
とにかく怖かった「悪魔ッ子」……。
あなたはどうお感じになりましたか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また〜。
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