石ノ森章太郎氏原作の仮面ライダー!
1971年にテレビ放送がスタート!
世界制覇を狙う秘密結社ショッカーに拉致され改造手術を受ける。
改造人間となった本郷猛の戦いの始まり!
緑川博士とともにショッカー基地を脱出する。
……ということで、こんにちは!
ヒロシさんです。
「ゆるゆる投資ログPlus」へようこそ。
今回は東映が1971年に製作した最初の「仮面ライダー」から、
第1話「怪奇蜘蛛男」のあらすじと感想です。
仮面ライダー 第1話 怪奇蜘蛛男
〈あらすじと感想〉
放送されたのは、1971年4月3日です。
ちなみに、わたしは小学三年生になるところでした。
脚本は伊上勝氏、監督は竹本弘一氏です。
以下、あらすじと感想です。
悪の秘密結社ショッカー!
世界制覇のために、人間を改造して支配下におく。
緑川博士を脅迫して、無理やり協力させていた。
博士は、改造人間の素体として、
教え子の本郷猛を推薦してしまった。
蜘蛛男に捕獲され、仮面ライダーに改造された本郷。
高圧電流にも耐えられる。
あとは、脳改造が済めば手術は完了。
そして、ショッカーの手先に……!?
その寸前に、緑川博士に助けられて基地を脱出する。
博士の娘であるルリ子をマークした蜘蛛男によって、
緑川博士は命を落とした。
ルリ子は、父を殺したのは本郷だと誤解する……。
蜘蛛男はルリ子をさらい、
本郷をダムにおびき寄せた。
ライダーに変身した本郷。
圧倒的な力で、ショッカー戦闘員を叩き伏せる。
ライダーキックにより倒れた蜘蛛男は、
泡となって消えていった。
仮面ライダー
<そのドラマ>
2号ライダー編以降と違って、
ショッカー自体も悪の秘密結社・犯罪組織といった色合いが強い。
世界制覇のために、改造人間の力を利用する。
オープニングのナレーションも世界征服ではなく世界制覇だった。
主人公本郷猛もブレザー姿で闘うので、
なんだか雰囲気がアダルト。
菊池俊輔氏の音楽が、
当時のキイハンター(1968年 - 1973年)や、
江戸川乱歩シリーズ・明智小五郎(1970年)と重なる。
恐怖感を強調した作りになっていた。
仮面ライダーのネーミングセンス!
ライダーが乗るバイクの名はサイクロン!
ちなみに続編V3のバイクはハリケーン!
ベルトの風車はタイフーン!
大自然を象徴する台風を意識したネーミングになっている。
素晴らしいセンスです。
悪の科学力に対する大自然の力を象徴していると思われる。
主人公・本郷猛
城北(もしくは城南)大学の学生で、
知能指数600!ってちょっとすごすぎる!
ルパン三世でも300だってぇのに……。
で、スポーツ万能でレーサーとしても超一流。
改造人間になって、
普通の人間ではなくなってしまったことに苦悩する。
こんなところが、初期の本郷猛の特徴です。
もちろん演じたのは、ご存知藤岡弘、(当時は藤岡弘)氏です。
仮面ライダースーツ
有名な話ではありますが、
本郷役の藤岡弘、自らが、
ライダーのマスクを被って演じているシーンも多々あります。
藤岡氏が入ったライダーが、
またかっこいい!
当時の藤岡さんのプロポーションは、
頭が小さく手足が長いので、
ライダースーツが映えてます。
ライダーの造形自体も、
最初のライダーを超えるものはないという意見が多いです。
わたしもそう思います。
◆
というところで、いかがだったでしょうか?
最近の仮面ライダーはあまり見る気がしないけど、
最初のライダーは今でも大好きなのでした!
あなたは、どう思いますか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また〜。