ウルトラQ 第20話より
地殻変動!
もうすぐ日本が海の中に沈む!?
そのとき伊豆の岩根島に出現した海底原人……、その名はラゴン!?
なぜか音楽好き(笑)
……ということで、こんにちは!
ヒロシさんです。
「ゆるゆる投資ログPlus」へようこそ。
今回は円谷プロ制作の空想特撮シリーズ「ウルトラQ」から、
第20話「海底原人ラゴン」のあらすじと感想です。
ウルトラQ 第20話「海底原人ラゴン」
<あらすじと感想>
ウルトラQ 第20話「海底原人ラゴン」は、
1966年5月15日に放送されました。
脚本は山浦弘靖氏と野長瀬三摩地氏(原案:大伴昌司氏)、
特技監督は的場徹氏、監督は野長瀬三摩地氏です。
以下、あらすじと感想です。
海底火山の取材のため、
出かけることになった由利子。
伊豆の岩根島まで、
万丈目と一平に同行してもらう。
ヘリのスケジュールの都合で、
一平だけは東京に戻った。
海洋地質学者の石井博士に取材の予定だが……。
島の沈没を心配する石井博士は、漁業長に調査船を出すよう要請中。
しかし、なんだかんだと腰の重い漁業長。
そうこうしているうちに、船が漁から戻る。
漁師の川崎が、得体の知れない物体を持ち帰った。
石井博士がその物体を調査してみると、海底原人ラゴンの卵かも!?
そのラゴンが島に上陸。
卵を取り戻しに来たらしい!?
深海の水圧の中で生きてきたラゴンは、恐るべき怪力を持つ。
家の壁などは、紙っぺらのようなもの。
万丈目は、ラジオの音楽に気を取られるラゴンを崖まで誘導する。
強い地震が起き、ラゴンは崖から転落する……。
生きていたラゴンは、再び浜から上陸。
意を決した文子が、ラゴンに孵化したこどもを返すのだった。
こどもを連れて海に帰っていくラゴン……。
さらに地震が強くなり、これ以上島にとどまるのは危険。
船で避難を始める島民たち。
石井博士と文子も続く。
博士の言葉通り、岩根島は沈み始めた!?
取り残された万丈目と由利子だが……。
一平の操縦するヘリが到着して、救われました。
爬虫類の進化した海底原人ラゴン
後に巨大化して、
「ウルトラマン」とも戦った海底原人ラゴン。
今回は、等身大での登場。
いわゆる半魚人のような姿をしている。
石井博士によれば、
2億年ぐらい昔に地球を支配していた?
5000メートルぐらいの深海に棲むそうです。
爬虫類の進化したもので、卵を産む。
その卵を奪われたため、
小さな漁師町に上陸した。
ラジオから流れる音楽に関心を示した。
ラゴンのスーツアクターは、
初代ウルトラマンやケムール人をも演じた古谷敏氏でした。
その長身で手足の長い体型は、
ラゴンにぴったりでした。
今回のゲスト
「もうすぐ日本が海の中に沈む」と論文に書いて、
学会を追われた海洋地質学者……。
その石井博士を演じたのは、石崎二郎氏。
その妹・文子に珠めぐみ氏。
漁業長を演じたのは、笹川恵三氏でした。
漁師の利夫役で若き日の黒沢年男氏の顔も見られました。
石坂浩二氏のナレーション
- オープニング
なし
- エンディング
いつの日にか、博士の予言どおりに、
日本も海の中に沈む日が来るかも知れないのです……
◆
いかがだったでしょうか?
勇気をふりしぼって、
ラゴンにこどもを返した文子。
ちょっと胸を打つものがありました。
あなたはどう思いましたか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また〜。
【関連記事】ウルトラシリーズ<あらすじと感想>目次