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ウルトラマン 第23話「故郷は地球」ジャミラ!あらすじと感想

ウルトラマン 第23話より

 

実相寺昭雄氏が監督した人気の一編。

ウルトラマンが戦う相手は元宇宙飛行士の人間・ジャミラ!?

 

……ということで、こんにちは!

ヒロシさんです。

「ゆるゆる投資ログPlus」へようこそ。

 

今回は空想特撮シリーズ「ウルトラマン」から、

第23話「故郷は地球」のあらすじと感想です。

 

ウルトラマン 第23話「故郷は地球」
<あらすじと感想>実相寺監督作品

ウルトラマン 第23話「故郷は地球」は、

1966年12月18日に放送された。

脚本は佐々木守氏、監督は実相寺昭雄氏です。

以下、あらすじと感想です。

 

東京で開催される国際平和会議

各国代表の飛行機や船が、相次いで事故に。

科特隊はパリ本部のアランとともに調査を始める。

 

事故原因として、

見えないロケットから攻撃を受けていたことが判明。

スペクトル線により、姿を現した宇宙ロケット!?

なかから全身ひび割れた巨人が出現した!

 

巨人を見て顔色を変えるアラン。

彼は怪獣ではない。

ジャミラだ!

 

かつての宇宙競争の犠牲になった彼は、

水のない宇宙で、なんらかの方法で生き延びた。

自分を見捨てた地球に復讐するために帰ってきたのだ。

 

義憤にかられるイデ。

戦うのが嫌になる。

ウルトラマン 第23話より

火や熱に強いジャミラ。

しかし、水には弱い

ウルトラ水流で倒れた。

悲しそうな苦しそうな声で、泥の上をのたうち回った……。

 

浦野光氏のナレーション

物語冒頭

それは、国際平和会議が東京で開かれる年であった……

だが、その年……

空や海の事故が相次いだ

しかも、その原因は杳(よう)として不明である

ウルトラマン 第23話より

 

見えない壁?

その頃、国道1号線を狂ったように走る一台の車があった

東京で老人と子供を轢き殺して、そのまま逃げた車である

ウルトラマン 第23話より

 

ジャミラの秘密

それは、アメリカ・ソ連を中心に世界各国で宇宙競争が行われている頃である

ある国が打ち上げた人間衛星が、ついに帰ってこないという事件が起きた

その宇宙飛行士の名前がジャミラだったのである

しかし、科学のために人間を犠牲にしたことがわかると大変だ

その国はジャミラの乗った人間衛星の失敗を全世界にひた隠しに隠してきたのである

ウルトラマン 第23話より

 

ジャミラに相対す人間

水のない星に育ったジャミラは、火には強かった

科学特捜隊によって、高射砲が据え付けられ、人工降雨弾が装填された

ウルトラマン 第23話より

 

戦い終わって

その日、国際平和会議が盛大に幕を開いた

そして、科学特捜隊の手によって建てられた墓碑銘はこう読めた

人類の夢と科学の発展のために死んだ戦死の魂、ここに眠る

ウルトラマン 第23話より

 

ウルトラマンで、実相寺監督の回って、

かなりナレーションが多いような気が……。

 

ジャミラに通じたイデの叫び!?

暴れるジャミラにイデが叫ぶ。

「ジャミラ、てめえ、人間らしい心はもう無くなっちまったのかよぉ〜!」

 

そこで静寂……。

動きを止めるジャミラ。

何かを考えている?

しかし……。

 

おもしろい実相寺アングル

ウルトラマン 第23話より

天井を人物の背景にしたり、

あえて逆光で撮ったり、

わざと異様に角度をつけたり、

おもしろい撮り方にチャレンジする実相寺監督。

 

それが妙に印象に残る。

なんともいえない。

ということで、いかがだったでしょうか?

 

大人になってから見直すと、ぐぅ〜っと来る。

子供の頃は、この面白さがわからなかった。

ウルトラマンが強敵と戦うエピソードの方に惹かれていたのだった。

 

あなたは、どう感じましたか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また〜。

 

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