華麗なフットワークに、ローリングソバット!
対戦相手はダイナマイトキッド!
タイガーマスクのデビュー戦です。
……ということで、こんにちは!
ヒロシさんです。
「ゆるゆる投資ログPlus」へようこそ。
今回は、アニメから飛び出したスーパーヒーロー!
タイガーマスクのデビュー戦を紹介します。
ダイナマイト・キッドを相手に繰り広げられた名勝負ですた!
タイガーマスク!昭和56年4月23日蔵前国技館でデビュー!
劇画通りにコーナーポストに飛び乗るタイガー。
対戦相手は“爆弾小僧”ダイナマイト・キッドです。
ゴングが鳴って、フットワークを駆使するタイガー。
ローリングソバット等でキッドを翻弄。
コーナーに追い詰めるとサマーソルトキック。
反撃するキッドを、素早い身のこなしですぐに逆転する。
キッドが放ったロープ際のブレーンバスターを切り返し、
高〜く弧を描くジャーマン・スープレックス!
完璧なブリッジ!
タイガーのつま先がピーンと伸びている。
9分29秒、タイガーマスク、鮮やかなフォール勝ち!
ブリッジが素晴らしかった。
キッドが真っ逆さま。
あまりに高い角度からのブリッジだったので、
投げられる最中にキッドの足がロープを掠めた。
ロープブレイクを取られるかと思ったほど。
衝撃的なデビュー戦というのは大げさではないですよ。
わたしは、テレビで観ました。
フットワーク・技の速さ・切れ味が、
今まで見たことがないものでした。
最後のジャーマンのブリッジが特に素晴らしかった。
その後、何回も行われた両雄の試合……、
どの試合も凄かったんですが、
この最初の一戦が最高の名勝負だったと思います。
タイガーマスク!唐突なデビュー戦
昭和56年4月23日東京・蔵前国技館、
アントニオ猪木はスタン・ハンセンとのNWFヘビー級王座決定戦に勝利。
IWGP世界統一構想を進めるべくNWF王座を返上した。
この日のもう一つの目玉。
それが、タイガーマスクのデビュー戦です。
前の週のテレビ放送で、唐突に発表されました。
対戦相手のダイナマイト・キッド
“飛龍”藤波辰巳と互角の勝負をしてきたダイナマイト・キッド。
キッドの相手をするにはそれ相応の実力がないと務まらないはず。
とにかく、キッドも物凄いレスラーなのです。
身体が小さくても迫力があって、
技の一つ一つがキレていて力強いのです。
スキを見せたら一瞬でやられる、そんな怖さがありました。
古舘伊知郎アナいわく、「カミソリファイター」。
無駄なものをすべて削ぎ落として戦う男。
ファンも非常に多かったです。
正体不明の覆面レスラー!?タイガーマスク
正体不明と謳われていたタイガーマスク……。
しかし、当時のプロレス雑誌等に目を通していれば、
だいたい見当はついていました。
新日本関係者はもちろんプロレスマスコミを含め、
体つきやファイトスタイルからも、
あれは佐山サトルだろうと…。
当時、佐山以外にああいうキックを使うレスラーはいなかったはずです。
佐山が格闘技戦をきっかけにキックのジムに通っていたことは、
梶原一騎原作の劇画に出ていたので有名でした。
ゴング・プロレス・ファイト・東スポ等に
海外遠征中のレスラーの情報等も載っていた。
ときどき、写真付きでリポートされてました。
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いかがだったでしょう?
この試合の凄さは現在の目で見ても伝わるはずです。
ネットやDVDとかでも見ることは出来ると思いますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また〜。