ときは、昭和40年代。
夏休みになるとやっていた!
NET10チャンネルの午前中の再放送!
おつむのネジがゆるむアニメ「ピュンピュン丸」、ご存知ですか?
……ということで、こんにちは!
ヒロシさんです。
「ゆるゆる投資ログPlus」へようこそ。
今回は東映動画制作の「ピュンピュン丸」から、
第1話「変な怪人三面相」のあらすじと感想です。
ピュンピュン丸 第1話「変な怪人三面相」
〈あらすじと感想〉
ピュンピュン丸 第1話「変な怪人三面相」は、1967年7月3日に放送された。
脚本は吉野次郎氏、演出は山口康夫氏です。
以下、あらすじと感想です。
ときは、江戸時代!?
「なんでもOK事務所」に「いやだ城」の家老・何田勘太夫(なんだかんだゆう)が訪ねてくる。
「怪獣と忍者が対決するマンガを読むのに忙しい!」と、
ピュンピュン丸は相手にしない。
怒鳴る家老。
「怪獣だぁ〜!」
驚くピュンピュン丸。
「遅刻ばかりする部下たちを調べて欲しい」と家老。
成功報酬に13500円を出すという。
部下たちに対する態度が、くるくる変わる家老。
部下からき○がい扱いされている!?
いやだ城に出向き、調査開始!
家老を見て「御家老ちゃ〜ん」と声を掛けるピュンピュン丸とチビ丸。
続けて、もうひとり現れる御家老・何田勘太夫(なんだかんだゆう)!?
二人の御家老!これは一体?
いやだ城
いやだ城は先々代当主が努力に努力を重ねてゴマをすった挙げ句、やっと拝領した。
原作は「忍者あわて丸」
原作はつのだじろう氏の「忍者あわて丸」。
主人公の頭巾のデザインが違います。
普通の忍者スタイルのあわて丸に対して、
縞模様なおかつミッキースタイル頭巾のピュンピュン丸。
チビ丸が「仮面の忍者赤影」のような赤い仮面をつけるのは、
東映動画ならではでした。
ほかの主要登場人物
- チビ丸
ピュンピュン丸の弟。
ご存知、サザエさんの加藤みどり氏が演ずる。
普段は猫なで声。
「ビエー」と泣くとデッカイ文字のかたまりが出現!
あたりのものが破壊される!
- 所長
なんでもOK事務所の所長。
白いひげを、手の指みたいに自由に動かすことができる。
そろばんをはじいたり、トランシーバーを握ったり!?
- さゆりちゃん
ピュンピュン丸があこがれる伊賀忍者の女の子。
ピンクの装束を着ている。
ウインク攻撃で敵にダメージを与える!
- ケメ子
なぜかピュンピュン丸を慕う女の子。
怪力の持ち主。
音楽・主題歌
音楽は小川寛興氏が担当しています。
時代劇などを数多く手がけた。
「ピュンピュン丸」に似つかわしくない緊迫した曲も使われています。
それがまた良い効果。
オープニング主題歌「ピュンピュン丸の歌」を歌うのは、
あの財津一郎氏。
おつむのネジがゆるみます。
エンディングは前川陽子氏が歌う「風といっしょに」でした。
「花のピュンピュン丸」ではなく「ピュンピュン丸」!
仮タイトルであった「花のピュンピュン丸」が、
新聞のラテ欄でも使われた。
再放送時などの放映前にも、
「花のピュンピュン丸」と静止画で字幕表示されていた。
ということから、
「花のピュンピュン丸」だと思いこんでいる人が多いらしいです。
実際わたしも、50年ものあいだ「花のピュンピュン丸」だと思いこんでいました。
財津一郎氏が歌う本編のオープニング映像で確認してみても、
「花の」は付いていませんでした。
◆
ということで、いかがだったでしょうか?
御家老・何田勘太夫(なんだかんだゆう)というネーミングセンスがまた素晴らしい!
江戸時代なのに、自動車やテレビ、怪獣まで登場するノーテンキアニメ、
「ピュンピュン丸」!
最高でした。
夏休み恒例の再放送タイム!
「サリーちゃん」や「アッコちゃん」、「ジャイアントロボ」などもよく放送されていました。
あなたは、どう感じましたか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また〜。